文献詳細
文献概要
扉
脳神経外科医の栄光と悲惨—エピローグ・2
著者: 朝倉哲彦1
所属機関: 1鹿児島大学脳神経外科
ページ範囲:P.203 - P.204
文献購入ページに移動 1906年Torontoでpituitary tumorの手術を報告.だがこの年U.C.H.のFullSurgeonをretireした.僅か49歳である.29歳の時の華々しいデビュウから20年快進撃を続けてきたSirが何故登り詰めた頂点からにわかに撤退し始めたのか?ご本人は激務のために本当にやりたいことが出来ないからと洩らしていたらしいが一体何があったのだろうか.幾つかの可能性を考えてみることにしよう.
栄光に包まれたSirが何故悲惨な最期を遂げるに至ったのかを尋ねる前に先ずその壮絶な最後を見届けなくてはならない.
栄光に包まれたSirが何故悲惨な最期を遂げるに至ったのかを尋ねる前に先ずその壮絶な最後を見届けなくてはならない.
掲載誌情報