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雑誌目次

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻4号

1996年04月発行

雑誌目次

トルコ鞍の不思議

著者: 寺本明

ページ範囲:P.303 - P.304

 幾度見ても見飽きないのが頭蓋底である.その頭蓋底の中央に骨のクボミがあり,トルコ鞍sella turcica,Turkensattelと呼ばれる.いかにも奇妙な命名である.人名を冠した解剖学名は数多いが,地名擬を採り入れた用語は他にない.
 現在用いられている解剖学名の大半は,それまで経験的,自然発生的に使われてきた用語を1895年Baselでのドイツ解剖学会で統一したもの(Basler Nomina Anatomi—ca=BNA)である.BNAには1935年Jena(Jenaische Nomina Anatomica=JNA)及び1955年Paris(Paris Nomina Anatomica=PNA)で大改訂が加えられその後も5年毎に数回小改訂が施されている.

連載 Functional Mappingの臨床応用—現状と展望・3

誘発脳磁界による脳機能マッピング

著者: 中里信和 ,   吉本高志

ページ範囲:P.305 - P.310

I.はじめに
 脳磁図magnetoencephalography(MEG)は頭皮上で観察される微弱な磁界である.脳波と同様,神経細胞の電気活動をミリ秒単位で観察できる.しかも,頭蓋骨や髄液などによる頭部導電率不均一性によって信号が歪められず,脳波に比べ高い信号源推定精度を有する.本稿は,脳神経外科医の道具としてのMEGに焦点を絞り,誘発反応を中心とした脳機能マッピングについて現状と将来展望を述べる.MEGの原理および計測の実際は,他の文献を参照されたい1-3)

総説

脳幹部手術の電気生理学的術中モニタリング

著者: 関谷徹治 ,   鈴木重晴

ページ範囲:P.311 - P.320

I.はじめに
 電気生理学的術中モニタリング(electrophysiological intraoperative monitoring,以下,EIOM)が臨床応用されてから,ほぼ15年が経過し,この間に,さまざまのEIOMが試みられてきた7,23,26,38).その中には,聴神経鞘腫手術時の顔面神経モニタリングのように,その実施がstandardとなったものもあるが6),一方では,「フラッシュ刺激による」視覚誘発電位のように,ほぼ放棄されたものもある45).すなわち,時間の経過と共に,自ずから取捨選択がなされてきたと言えよう.
 一方,最近のMRIをはじめとする画像診断技術の著しい発展によって,従来は,手術的アプローチがほとんどなされなかった脳幹部病変に対しても手術がされるようになってきた9,17,18,27,46).そして,この部には,重要な神経核,神経路が密集しており,他の部位にもまして,手術を安全に導く手段としてのEIOMの確立が求められていると言える.

研究

Frontobasal interhemispheric approachで全摘出した頭蓋咽頭腫の機能予後

著者: 丹羽潤 ,   上出廷治 ,   大滝雅文 ,   伊林至洋 ,   田辺純嘉 ,   端和夫

ページ範囲:P.321 - P.328

I.はじめに
 頭蓋咽頭腫は良性の奇形性腫瘍であるが,腫瘍が視交叉部から視床下部,第3脳室にかけて局在するために,外科的に全摘出を試みると永続的な神経脱落症状を残すことも少なからず認められている.そこで多くの施設では腫瘍を亜全摘出するにとどめて補助療法として放射線療法を選択しているが,この方法では腫瘍を完治させることが出来ないばかりか,放射線照射に起因する知能障害などの副作用を併発する危険性が高い6,7).最近腫瘍を全摘出した報告が見られるが,手術成績や患者のQOLを考える場合にきわめて重要である大脳高次機能を含めた詳細な検討はなされていない1,4,12)
 われわれはこれまで頭蓋咽頭腫の全摘出を目標として最も術野の確保がすぐれているfrontobasal interhemi—spheric approachを行い,全例で肉眼的に腫瘍の全摘出を行い得た3,8).本稿では術前後の視床下部—下垂体機能,視機能,大脳高次機能を検討し,本アプローチの機能予後に対する有用性を検討した.

聴神経鞘腫摘出後の聴力保存と耳鳴

著者: 黒川泰任 ,   上出廷治 ,   大滝雅文 ,   田邊純嘉 ,   端和夫

ページ範囲:P.329 - P.334

I.はじめに
 近年,聴神経鞘腫摘出術において術中顔面神経の保存はほとんどの例で可能であり,また術後の機能予後についても比較的満足すべき結果が得られている.さらに最近では,聴覚の温存が図られるようになってきた11).実際手術に際して,蝸牛神経の解剖学的な連続性を温存することは必ずしも困難なことではない.しかし,術後実用聴力を維持できる例は少なく,むしろ聴力が消失しているにもかかわらず,頑固な耳鳴に悩ませられる症例を経験する.
 本報告では過去の聴神経鞘腫例において,手術前後の第8脳神経機能,特に聴力と耳鳴に焦点をおいて検討し,術中蝸牛神経の温存を図るべき症例の特徴を明らかにしたい.

大後頭孔前半部髄膜腫

著者: 山上岩男 ,   山浦晶 ,   中村孝雄 ,   礒部勝見 ,   佐藤政教

ページ範囲:P.335 - P.340

I.はじめに
 中枢神経系に発生する全髄膜腫の1.29)−3.2%21)を占める大後頭孔髄膜腫は,まれではあるが診断や治療の面で問題も多く,古くから注目を集めてきた.多彩で非特異的な神経症状16)を呈する大後頭孔髄膜腫は,症候学的には単一のカテゴリーとして扱ってよいものと考えられるが,おもに治療上の問題から,腫瘍と延髄・脊髄の位置関係により,ventral,dorsal,lateral typeに分類されることがある14).腫瘍が延髄・脊髄の腹側に位置するventral type(大後頭孔前半部髄膜腫)は,大後頭孔髄膜腫全体の約60%を占め16,21),大後頭孔髄膜腫の中でも摘出がもっとも困難で,手術死亡率も10-30%に達すると報告されている8,11).大後頭孔前半部髄膜腫は,古くから注目されていたにもかかわらず,その発生頻度が低いこともあり,本邦における報告は少ない7,10,11,13,14).われわれは,magnetic resonance imaging(MRI)が使用されるようになった最近の8年間に,大後頭孔前半部髄膜腫5例を経験し,後側方到達法による治療を行ってきた.今回は,これら5例の臨床像や,手術法およびその結果などをまとめたので報告する.

症例

原発性下垂体膿瘍の1例

著者: 杉本信吾 ,   近藤博昭 ,   山田弘

ページ範囲:P.343 - P.346

I.はじめに
 下垂体膿瘍は,耳鼻科的疾患や敗血症などから二次的に波及して起こるものが多く,本症例のように,原因病巣の認められない下垂体膿瘍は稀である.
 今回われわれは原発性下垂体膿瘍と診断された1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

特異な神経放射線学的所見を呈した外傷性脳梗塞の1小児例

著者: 吉田真三 ,   山本豊城 ,   織田祥史 ,   河上靖登 ,   伴貞彦 ,   佐藤慎一 ,   松本茂男 ,   中沢和智

ページ範囲:P.347 - P.350

I.はじめに
 小児において軽微な頭部外傷後,大脳基底核または深部白質の中大脳動脈穿通枝領域に梗塞巣の出現をきたし得ることが知られているが4,6,9),その機序については推論の域を出ていない.今回われわれは軽微な頭部外傷後に続発した小児脳梗塞の1例を経験したが,神経放射線学的に興味ある所見を呈したので報告するとともに脳梗塞発症機序について考察した.

骨化を伴った脊髄髄膜腫の2例

著者: 中山若樹 ,   井須豊彦 ,   浅岡克行 ,   原田達男 ,   林征志 ,   青樹毅 ,   馬渕正二 ,   高橋達郎

ページ範囲:P.351 - P.355

I.はじめに
 脊髄髄膜腫は,全脊髄腫瘍の中で約25%を占め6),神経鞘腫に次いで多いものである.一般に髄膜腫が組織学的に多様性を示すのはよく知られた事実であり6,8),骨化もその組織学的多様性の一つであるが,脊髄に発生する髄膜腫で骨形成を示すものは2-3%と稀であると言われている2,3)
 今回われわれは,病理組織学的に骨化型の脊髄髄膜腫であることが確認された症例を2例経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

動脈瘤ネッククリッピング後に再発した紡錘状巨大動脈瘤の1例

著者: 岩室康司 ,   三宅英則 ,   伊藤毅 ,   熊井潤一郎 ,   黒田竜也 ,   杉野敏之

ページ範囲:P.357 - P.361

I.はじめに
 動脈瘤ネッククリッピング後の再発例に関してこれまで多数の報告例があるが紡錘状巨大動脈瘤として再発した例は非常にまれである.今回われわれは内頸動脈—後交通動脈瘤のネッククリッピングから10年経過の後,クモ膜下出血をきたした内頸動脈の紡錘状巨大動脈瘤の1例を経験したので報告する.

腰椎椎間板ヘルニアfar lateral typeの3例:臨床像と画像所見を中心に

著者: 藤沢弘範 ,   五十嵐正至 ,   小山素麿

ページ範囲:P.363 - P.367

I.はじめに
 腰椎椎間板ヘルニアにおける高位診断に際し,ときに神経学的所見から予想される高位に責任病変を見い出せないことがある.その場合の責任病変の1つにfar lateral typeの椎間板ヘルニアがある.われわれは過去2年間にこのタイプの手術例3例を経験したのでその診断における臨床的特徴,画像所見を中心に報告する.

難治性てんかんを呈した結節性硬化症の1手術治験例

著者: 金城利彦 ,   六川二郎 ,   中田宗朝 ,   山城勝美 ,   豊見山直樹 ,   原国毅 ,   新垣辰也

ページ範囲:P.369 - P.373

I.はじめに
 結節性硬化症は,顔面の皮脂腺腫,知能発達遅延,てんかん発作を3徴候とする常染色体優性の遺伝性疾患である10).一般に多発性の脳内病変を伴い,てんかん発作も多発性焦点のことが多いので,てんかんに対する外科的治療は困難とされている12)われわれは結節性硬化症に伴った難治性てんかんに対し,頭蓋内電極を留置して確認した焦点を含む側頭葉を切除して良好な結果を得たので報告する.

頻回の腰椎穿刺が原因と考えられる脊髄epidermoidの1例

著者: 小濱好彦 ,   今村博幸 ,   飛騨一利 ,   岩崎喜信 ,   阿部弘 ,   長嶋和郎

ページ範囲:P.375 - P.378

I.はじめに
 今回われわれは乳児期に繰り返し施行された腰椎穿刺が原因と考えられる脊髄epidermoidの1例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.

広範な静脈洞血栓症に続発した多発性硬膜動静脈瘻の1例

著者: 杉浦康仁 ,   宮本恒彦 ,   竹原誠也 ,   角谷和夫 ,   野崎孝雄

ページ範囲:P.379 - P.383

I.はじめに
 硬膜動静脈瘻(以下,DAVF)は頭蓋内動静脈奇形の10-15%9)と稀な疾患であり,さらに多発例は極めて稀とされている3).今回,広範な静脈洞血栓症を伴ったDAVFの塞栓術後の経過中別の3カ所に発生した多発性DAVFの1例を経験した.このような静脈洞血栓症に続発した多発例の報告はいまだかつてなく,今だ議論の絶えないDAVFの発生機序を推定する上で興味深い例であると思われたので文献的考察を加え報告する.

同時破裂したと思われる多発性脳動脈瘤の1例

著者: 鶴嶋英夫 ,   目黒琴生 ,   成島浄 ,   塚田篤朗 ,   能勢忠男

ページ範囲:P.385 - P.388

I.はじめに
 一般に多発性脳動脈瘤はくも膜下出血症例の20—30%にみられるが4,6),一回の発作で複数の動脈瘤が同時に破裂してくも膜下出血及び脳内出血をきたすことは極めて稀である1-3,5).今回,われわれは多発性脳動脈瘤が同時破裂したと思われる症例を経験したので若干の考察を加え報告する.

髄腔内播種を伴った頭蓋内真菌性肉芽腫の1例

著者: 鄭莉や ,   岡部慎一 ,   日野健 ,   河野拓司 ,   鎌田健一

ページ範囲:P.389 - P.392

I.はじめに
 真菌による中枢神経系感染症には,髄膜炎,脳炎,脳血管炎,脳膿瘍,肉芽腫などがあるが5),頭蓋内肉芽腫形成は非常にまれなものであり6),MRI所見に関する報告は少ない4).最近,われわれは右大脳半球の肉芽腫病巣より髄腔内へ多発性の播種を来した症例を経験した.病理学的にCandida菌による真菌性肉芽腫と診断されたので,画像所見を中心に文献的考察を加えて報告する.

読者からの手紙

経上腕動脈選択的脳血管撮影法による左椎骨動脈撮影の工夫

著者: 松本勝美 ,   加藤天美 ,   藤中俊之 ,   藤井慶子

ページ範囲:P.393 - P.393

 経上腕動脈選択的脳血管撮影法(経上腕法)は経大腿動脈選択的脳血管撮影法(経大腿法)に比べ大腿動脈の屈曲や蛇行,動脈硬化に左右されず外来患者対象でも施行可能であり採用する施設が増加しつつある1).特に60歳以上の高齢者では経大腿法は成功率が低いのに比べ経上腕法では90%近くの成功率が得られ1,2),DSA画像の向上により脳動脈瘤の造影も満足すべきレベルとなった.しかし従来の経上腕法では左椎骨動脈への挿入は困難で,左肘動脈よりカテーテルを挿入するかあるいは経大腿法で行うかのいずれかでなければ不可能であった.そこでわれわれは左椎骨動脈に対する右経上腕法による工夫を試みた.カテーテルはグライドキャスII(TerumoCorp,Tokyo)を改良したものを用い,屈曲部より先端までの距離を7.5cmと市販の同カテーテルより2.5 cm延長した(Fig.1).シースは4 French(Terumo Corp,Tokyo)を,ガイドワイヤーは0.032"アングル型150cm(Terumo Corp,Tokyo)を用いた。挿人方法は基本的には従来の経上腕法と同様で,右肘動脈に45French用シースを挿入しカテーテルをガイドワイヤーとともに上行させ腋窩動脈よりいったん心臓内まで挿入後先端を翻転,ひきもどして各脳血管の起始部にもってくる3).改良したカテーテルは心臓内での操作時に屈曲部が長いため心室壁にあたる場合があり不整脈の出現には注意を要する.現在まで6例試みいずれも良好な画像を得ている.代表例をFig.2に示す.カテーテル先端は左鎖骨下動脈より椎骨動脈に挿入されており左椎骨動脈が選択的に造影されている.高齢者に対する脳血管撮影の機会は多くなり動脈硬化のつよい症例は増加する傾向にある.また右椎骨動脈は一般に左椎骨動脈より細い場合が多く左椎骨動脈造影を必要とするケースにはしばしば遭遇する.その場合本法は新たに左肘動脈を穿刺することなく左椎骨動脈造影が可能である.

報告記

第11回国際脳腫瘍研究・治療カンファランス(The Eleventh International Conference on Brain Tumor Research and Therapy)印象記

著者: 田渕和雄

ページ範囲:P.394 - P.396

 第11回の本カンファランスは,1995年10月31日から11月3日までの4日間,San Franciscoの北東,車で約2時間のところにある良質wineの産地,Napaという小さな町で開かれた.会場と宿舎にはさらに人里離れたSilverado Country Club and Resortという広々としたゴルフ場のクラブハウスに付随した施設が充てられた.ここで4日間缶詰め状態となり,55題の口演発表と193題のポスター展示について,いつものこのカンファランスと同様,早朝から深夜に至るまで連日hot dis—cussionが繰り広げられた.因みに今回の全ての発表をclinical:experimentalに分けると,37%:63%であった.今回はセミオープンになったこともあり前回(1993年,NorwayのStalheim,約200名)よりも多く,世界各国から約280名が参加した.日本からは阿部教授(北大),永井教授(独協医大),田中教授(新潟大),松谷教授(埼玉医大),野村部長(国立がんセンター),山下教授(金沢大),生塩教授(熊本大),佐谷教授(熊本大),筆者と他に若手研究者を含めて約30名の参加があり,今回も若い方々の活躍が頼もしく感じられた.
 さて,第1日目は午後から始まり,最初のセッション“Clinical Trials Review”では,先ず小児脳腫瘍に対する放射線・化学併用療法に関する検討がなされた.Dr. Packerら(George Washington大学)は小児脳に及ぼす放射線の影響を考慮して,髄芽腫の術後放射線照射量を全脳・全脊髄に2340cGyと低減してもCCNU,VCR,CPPDを併用すれば,3年後も80%以上の症例が再発もなく良好な経過であることを示し,注目された.しかし,診断の時点で既に髄膜播種が認められるhigh risk髄芽腫症例に対する最善のプロトコールについては,術前照射の意義を含めて明確な結論は出されなかった.いずれにしても,髄芽腫の術後治療における放射線の役割は依然として大きく,化学療法の併用による放射線照射量の低減についてのコンセンサスを得るにはもう少し時間がかかる印象であった.頭蓋内胚細胞性腫瘍に対する化学療法について,沢村博士ら(北大)は局所放射線照射とCDDP,VP-16を中心とする化学療法により,高いCR率(15症例のうち13例)を得たことから本化学療法の優れた奏効性を強調し,大きな注目を浴びた.続いて行われた成人脳腫瘍に対する治療では,生塩教授が本邦における悪性グリオーマに対する化学療法の現況を紹介するとともに,ACNUにIFN-βを併用すればanaplas-tic glioma患者の生存率が有意に改善されるなど,ACNUに関する長年の臨床治験を披露した.Dr. Yungら(MD Anderson Cancer Center)は悪性脳腫瘍の血管新生を阻止する因子(antiangiogenic agent)として,TNP-470とかThalidomideの有用性を示唆する発表を行った.さらにDr. Karim(Vrije大学)はlow grade gliomaに対する放射線治療の有効性の有無の検討から,照射量よりも手術での腫瘍切除量とか患者の年齢,performance statusなどが予後を推定する上で重要であることを示し,長時間の討論がなされた.

「第9回アジア・オーストラリア州脳神経外科学会」印象記

著者: 河村弘庸

ページ範囲:P.398 - P.399

 「アジア・オーストラリア州脳神経外科学会」も今回で9回を数えることになりました.
 本学会はアジア・オーストラリア州の脳神経外科のめざましい発展と共に大きな成長を遂げていることは誰もが知るところです.

基本情報

Neurological Surgery 脳神経外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1251

印刷版ISSN 0301-2603

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