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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻6号

1996年06月発行

文献概要

研究

Cranio-orbital zygomatic extradural approachによる海綿静脈洞部およびMeckel腔腫瘍の摘出

著者: 金城利彦1 六川二郎1 銘苅晋1 古閑比佐志1

所属機関: 1琉球大学脳神経外科

ページ範囲:P.523 - P.528

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I.はじめに
 近年,海綿静脈洞部腫瘍に対する直達手術が行われるようになってきた1,2,7,8,11,13,14,17,23-25).われわれは主にcranio-orbital zygomatic approach(C-O—Z:Al-Mefty)1,2)により海綿静脈洞部腫瘍の手術を行っている.そのうち,術前MRI所見から海綿静脈洞に限局し硬膜内進展がないと判断した腫瘍に対しては10),より侵襲の小さな硬膜外操作のみで腫瘍摘出を試み,海綿静脈洞部腫瘍11例中4例で満足な成績を得た.海綿静脈洞部腫瘍に対する硬膜外アプローチの方法と症例を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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