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症例
膜様構造物が原因となった成人発症中脳水道狭窄症の1例
著者: 山崎文之1 児玉安紀1 堀田卓宏1 谷口栄治1 梶原佳則1 迫田英一郎1 江口国輝2 橋詰顕3
所属機関: 1国立呉病院脳神経外科 2広島大学脳神経外科 3国立療養所広島病院脳神経外科
ページ範囲:P.745 - P.748
文献購入ページに移動中脳水道狭窄症は,通常小児期に先天性奇形として水頭症で発症するが,青年期から成人期にかけて発症する中脳水道狭窄症も稀ならず存在する.われわれは,中脳水道の膜様構造物が原因と診断し得た成人期発症の中脳水道狭窄症の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
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