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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻9号

1996年09月発行

文献概要

研究

頸椎椎間板障害例に対する頸椎前方除圧術の新しい試み:頸椎前方除圧後の自家椎体,椎間板unitの移植術

著者: 井須豊彦1 蓑島聡1 竹田誠1 竹林誠治1 関俊隆1

所属機関: 1釧路労災病院脳神経外科

ページ範囲:P.823 - P.827

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I.はじめに
 頸椎椎間板障害例に対する頸椎前方固定術は1950年代より行われ,広く普及している手術法である4,7,14)が,本法の問題点としては,術後,固定隣接椎間に負荷が加わり,時に,術後改善した症状が再び悪化し,再手術が施行されることが指摘されている9,11,16).われわれは,上記問題点を解決することを目的として,手術椎間レベルの可動性を温存させる手術法を開発した.本報告では,われわれが行っている手術法を詳細に述べる予定である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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