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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻9号

1996年09月発行

文献概要

症例

一側性動眼神経単独麻痺を呈した外傷性中脳出血の1例

著者: 徳野達也12 河上靖登1 山本豊城1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院脳神経外科 2近畿大学脳神経外科

ページ範囲:P.849 - P.852

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I.はじめに
 外傷性脳幹出血の多くは瞳孔異常をはじめ重篤な意識障害,除脳肢位,自律神経異常などの種々の臨床症状を呈し,死亡率も高い.今回われわれは,一側性の核下性動眼神経麻痺を唯一の神経徴候とした限局性の外傷性中脳出血の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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