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症例
一側性動眼神経単独麻痺を呈した外傷性中脳出血の1例
著者: 徳野達也12 河上靖登1 山本豊城1
所属機関: 1神戸市立中央市民病院脳神経外科 2近畿大学脳神経外科
ページ範囲:P.849 - P.852
文献購入ページに移動外傷性脳幹出血の多くは瞳孔異常をはじめ重篤な意識障害,除脳肢位,自律神経異常などの種々の臨床症状を呈し,死亡率も高い.今回われわれは,一側性の核下性動眼神経麻痺を唯一の神経徴候とした限局性の外傷性中脳出血の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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