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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科25巻12号

1997年12月発行

文献概要

症例

動脈瘤の塞栓術でgoose neck snareによる親カテーテルの保持が有用であった1例

著者: 松本博之1 増尾修1 桑田俊和1 森脇宏1 寺田友昭2 板倉徹2

所属機関: 1国保日高総合病院脳神経外科 2和歌山県立医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1127 - P.1130

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I.はじめに
 狭窄性病変に対する経皮的血管拡張術(PTA)や脳動脈瘤に対する塞栓術等,血管内手術の適応はますます広がりつつある.血管内手術の際に,動脈硬化の強い症例ではguiding catheter(親カテーテル)が目的の位置にうまく留置できずに,マイクロカテーテルを遠位部に誘導できないといったことはよく経験される.今回われわれは脳動脈瘤塞栓術において親カテーテルの固定にグースネックスネアが有効であった1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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