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症例
約2週間の経過で増大した小児の硬膜外血腫の1例
著者: 金森政之1 関薫1 北原正和1
所属機関: 1石巻赤十字病院脳神経外科
ページ範囲:P.1137 - P.1142
文献購入ページに移動急性硬膜外血腫は受傷後数時間以内までに増大する例が多い7,16,32).しかし過去の報告の中には,受傷数日から数カ月を経て硬膜外血腫が指摘される例や2,4-6,10,12,14,15,19,21,22,26,30,31,33),数日以上経過しても血腫の増大を認める例が散見される15,23,28).今回われわれは受傷後約2週間の経過で増大し,最終的に手術を施行した硬膜外血腫の症例を経験したので,その特徴と成因について文献的考察を加え報告する.
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