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研究
後頭蓋窩硬膜動静脈奇形の組織学的検討
著者: 百次仁1 六川二郎2 山城勝美2 石川泰成2 奥山久仁男2 戸田隆義3
所属機関: 1沖縄県立宮古病院脳神経外科 2琉球大学脳神経外科 3琉球大学臨床検査医学講座
ページ範囲:P.137 - P.142
文献購入ページに移動脳血管撮影の普及に伴い硬膜動静脈奇形(以下DAVM)の診断は容易となり近年,多数の報告がなされている.静脈洞血栓症とDAVMの関連が論ぜられることが多いが,静脈洞血栓症がDAVMの原因とする報告3-5,8,12,13)や逆に静脈洞血栓症はDAVMの結果であるとする報告17,18)もあり意見の一致をみていない.われわれは術前塞栓術を施行後,手術的に摘出した静脈洞及びDAVMを組織学的に検討したのでDAVMの発生機序について考察を加えて報告する.
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