icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科25巻5号

1997年05月発行

文献概要

研究

頸動脈動脈解離に対する治療方法と長期予後の検討

著者: 宇野昌明1 上田伸1 新野清人1 西谷和敏1

所属機関: 1徳島大学脳神経外科

ページ範囲:P.417 - P.423

文献購入ページに移動
I.はじめに
 頸動脈動脈解離は以前は非常に少ないと言われていたが16),その概念の普及と診断法の進歩により最近では症例数が増加している1,2,5-10,12-14).原因としては動脈硬化を基盤としたものや外傷を基因としたものがある8,13).大部分の症例は保存的加療がなされてきたが,その治療方法,長期follow-upの成績についての報告は少ない13,18,19).今回われわれはその治療方法の選択と長期予後について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?