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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科25巻5号

1997年05月発行

文献概要

研究

未破裂脳動脈瘤の手術適応と危険因子

著者: 村田高穂1 下竹克美1 宮川秀樹1 大畑建治2

所属機関: 1穂翔会村田病院 2大阪市立大学脳神経外科

ページ範囲:P.425 - P.431

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I.はじめに
 われわれの破裂脳動脈瘤(=破裂瘤)の全治療成績における社会復帰率は47.2%にすぎず19),その意味で未破裂脳動脈瘤(=未破裂瘤)の発見と手術は,これら破裂瘤を事前に治療し得る絶好のチャンスであるといえる.一方で,手術するからには,その危険性は破裂の可能性と比較して低いものでなければならない.ここではわれわれの未破裂瘤手術の経験から,とくに手術による問題発生症例を報告し,その手術適応と危険因子につき検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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