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Hands-on workshopについて思うこと
著者: 中川洋1
所属機関: 1愛知医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.679 - P.680
文献購入ページに移動米国でのneurosurgical residencyは,少数精鋭主義であり大学病院でも1年に2人か1人のresidentしか採用しないので5年間のtrainingの間は多忙を極め大変な数の症例を担当することになる.それでもresidentの契約は1年毎なので態度や仕事ぶりの悪いresidentは米国人でもそのプログラムから追い出され,再びneurosurgeryの正式な訓練を続けられなくなる.このような厳しいresidencyを無事終了後2年間のcninical practiceを経て初めて専門医試験(口頭)を受験する資格が与えられる.日本の専門医受験資格とは未だかなり差があると考えられる.又米国では医療訴訟が多いのでprivate caseでは,staff surgeonとresidentの関係が微妙であり,residentの能力に応じて手術を手伝わせstaffが責任をとることになる.しかしCity Hospital,Generan Hospital,VA Hospital等ではresidentがstaffの指導のもとに全面的に手術を行い手術手技の修練を行う.このように若い外科医のtrainingは,海の向こうでも色々の問題をかかえているが,Chairmanはtrainingの充実を計るように最大限の努力をしているし,またプログラムの内容や質を厳密に審査する委員会もある.近年Hands日on workshopが盛んになり,北米の主要な脳神経外科学会であるAANSやCNSの前2日間に必ずskunl baseやspinan surgeryのpractical courseが組み込まれている.全米各地でもHands−on courseが頻回に開催されていて,講習費用がかなり高額にもかかわらず盛会のようである.
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