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研究
破裂椎骨動脈瘤に対するproximal clipping術後評価における三次元CT血管造影法(3D-CTA)の有用性
著者: 田原重志1 池田幸穂1 野手洋治1 寺本明1 諌山和男2 高木亮3 隈崎達夫3
所属機関: 1日本医科大学脳神経外科 2日本医科大学高度救命救急センター 3日本医科大学放射線科
ページ範囲:P.695 - P.700
文献購入ページに移動近年,らせんCTを用いた3次元CT血管造影(3D—CTA)は頭蓋内血管病変の診断・評価に優れた検査法として認識されつつある.特に,最近では画像精度が向上し,その臨床的有用性が強調されている.今回われわれは,neck clipping不可能であった破裂椎骨動脈瘤に対しproximal clippingを行い,その手術前後において3D-CTAを行い,動脈瘤の消退および,椎骨脳底動脈系の血行動態の変化につき脳血管撮影と比較して評価を行ったところ,興味ある知見を得たので,若干の文献的考察を加え報告する.
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