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症例
上位頸椎硬膜内に発生したxanthogranulomaの1例
著者: 雄山博文1 池田公1 井上繁雄1 勝又次男1 村上栄2 土井昭成1
所属機関: 1社会保険中京病院脳神経外科 2社会保険中京病院病理部
ページ範囲:P.745 - P.748
文献購入ページに移動Xanthogranulomaはその大半が皮膚にできるとされ,残り数%が眼,中枢神経系等,その他の部位に発生するといわれている2,3,5,6,12,16,22).中枢神経系の中でもその大半は,脈絡叢や小脳テントなど頭蓋内に生じ,脊椎にできる例は極めて稀である5,6,16,19,23).われわれは頸椎硬膜内に発生したxanthogranulomaの稀な1例を経験したので考察と共に報告する.
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