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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科25巻8号

1997年08月発行

文献概要

症例

特発性血小板減少性紫斑病に合併した破裂脳動脈瘤における急性期手術例

著者: 佐々木朋宏1 木矢克造1 勇木清1 井川房夫1 岐浦禎展1 魚住徹1

所属機関: 1県立広島病院脳神経外科

ページ範囲:P.751 - P.754

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I.はじめに
 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)に合併した破裂脳動脈瘤の急性期手術に際しては,早急に減少した血小板を増加させ,維持できるような対処が必要である.このようなITPに合併した脳動脈瘤急性期手術の報告は少なく過去に1例認めるのみである15).今回われわれはITPに合併した左脳底動脈上小脳動脈分岐部動脈瘤に対し,急性期手術をなし得た例を経験したので,管理を中心に文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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