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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科26巻11号

1998年11月発行

文献概要

研究

脳卒中はいつ発症するか?—時間的および行動的要因について

著者: 亀井一郎1 大林慎始1 中川真里1 西林宏起1 桑田俊和1 兵谷源八1 薮本充雄1 栗山剛1 板倉徹2 駒井則彦2

所属機関: 1日本赤十字社和歌山医療センター脳神経外科 2和歌山県立医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.991 - P.998

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I.はじめに
 脳血管障害に対する診断技術および治療方法の進歩が10年も経てば隔世の感がある一方で,その疫学や予防医学がそれらと歩調を合わせて進んできたかというと必ずしもそうはいえない.社会生活上のストレスが増加し,自然環境の急激な変化がみられ,生活様式や食生活も日々変化して行く今日ならびに近未来において,疫学や予防医学に関する学問も必ず進歩して行くものと思われる.
 一般的に脳出血は活動しているときに多く発症し,脳梗塞については睡眠中ないし起床時にその発症に気づくことが多いとされているが,現在までのところこの点について詳しく検討された報告は必ずしも多くはない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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