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症例
類もやもやを伴った再発頭蓋咽頭腫に対する経蝶形骨洞手術およびガンマナイフによる治療
著者: 朽木秀雄1 片倉康喜1 金城利彦1 佐藤清1 嘉山孝正1
所属機関: 1山形大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.273 - P.278
文献購入ページに移動脳腫瘍に対する放射線治療後に脳血管の狭窄もしくは閉塞を来たすことがあり1,3,8,10),もやもや病と類似の血管写所見を呈する類もやもや12)も報告されている.今回われわれは放射線治療11年後に再発した頭蓋咽頭腫で類もやもやを合併していた症例に対し,開頭手術を行わずに経蝶形骨洞手術とガンマナイフによる治療を行い良好な結果を得た.その臨床経過を報告するとともに,放射線治療後の類もやもやを伴った再発頭蓋咽頭腫に対する治療法の選択について考察する.
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