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症例
眼窩尖端症候群を呈したRhinocerebral Mucormycosisの1例
著者: 梅村淳1 鈴鹿知直1
所属機関: 1社会保険浜松病院脳神経外科
ページ範囲:P.439 - P.442
文献購入ページに移動I.はじめに
Rhinocerebral mucormycosisは副鼻腔内に発生し,頭蓋内外へ急速伸展する真菌感染症である.今回われわれは,眼窩尖端症候群で発症し,術前診断を行えず予後不良の転帰をとった本症の1例を経験したので,その診断,治療について文献的考察とともに報告する.
Rhinocerebral mucormycosisは副鼻腔内に発生し,頭蓋内外へ急速伸展する真菌感染症である.今回われわれは,眼窩尖端症候群で発症し,術前診断を行えず予後不良の転帰をとった本症の1例を経験したので,その診断,治療について文献的考察とともに報告する.
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