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症例
症候性脳血管攣縮を伴う未治療破裂脳動脈瘤の血管内治療
著者: 森実飛鳥1 中原一郎1 坂井信幸1 柳本広二1 秋山義典1 酒井秀樹1 東登志夫1 名村尚武1 高橋淳1 西崎順也1 石澤錠二1 間中浩1 林直樹1 永田泉1 菊池晴彦1
所属機関: 1国立循環器病センター脳神経外科
ページ範囲:P.941 - P.946
文献購入ページに移動くも膜下出血後の脳血管攣縮には,3H療法,Ca拮抗剤の投与,塩酸パパベリンの動注,血管形成術などの治療が行われる.しかし,これらは破裂脳動脈瘤が未治療の場合,再破裂の危険性を高めるものであり,対応に苦慮することが多い.
われわれは,そのような2症例において,急性期に血管内治療を行ったので考察を加えて報告する.
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