icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科27巻10号

1999年10月発行

文献概要

症例

症候性脳血管攣縮を伴う未治療破裂脳動脈瘤の血管内治療

著者: 森実飛鳥1 中原一郎1 坂井信幸1 柳本広二1 秋山義典1 酒井秀樹1 東登志夫1 名村尚武1 高橋淳1 西崎順也1 石澤錠二1 間中浩1 林直樹1 永田泉1 菊池晴彦1

所属機関: 1国立循環器病センター脳神経外科

ページ範囲:P.941 - P.946

文献購入ページに移動
I.はじめに
 くも膜下出血後の脳血管攣縮には,3H療法,Ca拮抗剤の投与,塩酸パパベリンの動注,血管形成術などの治療が行われる.しかし,これらは破裂脳動脈瘤が未治療の場合,再破裂の危険性を高めるものであり,対応に苦慮することが多い.
 われわれは,そのような2症例において,急性期に血管内治療を行ったので考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?