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文献概要
症例
Iopamidolによる脳血管撮影後錯乱状態となった1例
著者: 鬼塚圭一郎1 文正夫1
所属機関: 1育和会記念病院脳神経外科 2富山医科薬科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1027 - P.1029
文献購入ページに移動脳神経外科学の分野には多くの両像診断法があるが,脳血管撮影はその中でも診断価値の高い検査法のひとつである.造影剤や検査機器の改良が進み,その安全性は高い水準にあるが,やはり合併症の存在は無視できない.今回われわれは,脳血管撮影後に錯乱状態を来たした症例を経験し,これが造影剤によると思われたので,若干の文献的考察を加え報告する.
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