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症例
骨性視神経管狭窄を呈した後篩骨洞粘液嚢胞の1例
著者: 須山嘉雄1 田辺英紀1 稲多正充1 宮本貴史1 島野裕史1
所属機関: 1城山病院脳・脊髄外科センター脳神経外科 2大阪医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1053 - P.1057
文献購入ページに移動副鼻腔粘液嚢胞が骨を破壊し,視神経を直接圧迫するために視力,視野障害を生じることは少なくないが1,4,5,7,8,10,12,15-17),骨過形成のため視神経の圧迫を生じたという報告はない.
今回,後節骨洞粘液嚢胞に伴う反応性骨肥厚のため,視神経管狭窄を生じて視力,視野障害を来たした稀な1例を経験したので文献的考察を加え報告する.
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