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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科27巻2号

1999年02月発行

文献概要

研究

脳神経外科における経皮的気管切開術—9症例の経験

著者: 横田英典1 篠田宗次1 増澤紀男1 河野正樹2 加藤正哉2 鈴川正之2

所属機関: 1自治医科大学脳神経外科 2自治医科大学救急医学

ページ範囲:P.133 - P.138

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I.はじめに
 脳神経外科領域においては遷延性意識障害,それに引き続き生じる難治性肺炎などにより気管切開術を余儀なくされることが多い.一般に気管切開術は,外科的に気管を露出し直視下にカニュレイションする方法で,手術室あるいは病棟のICUにおいて施行されている.
 経皮的気管切開術(以下PDTと略す)は1985年にCiagliaらにより初めて報告された気管切開術の手術法の一つで2),報告者により若干方法が異なるものの5,14),簡便さの故に世界的に広く普及しつつあるようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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