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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科27巻6号

1999年06月発行

文献概要

研究

チタンミニプレートを用いた椎弓形成術の手術手技と長期経過観察—椎弓切除との比較

著者: 岩倉昌岐1 山元一樹1 長嶋達也1 玉木紀彦1

所属機関: 1神戸大学脳神経外科

ページ範囲:P.525 - P.531

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I.はじめに
 脊髄疾患の手術においては,後方到達法が一般的であるが,椎弓切除に伴う種々の問題点が指摘されている1-5,7-12).われわれは椎弓切除を行った症例において,長期経過観察中の椎体変形や,再手術施行時の硬膜外肉芽組織形成による癒着によって手術が困難となった症例を数例経験したため,1992年より,悪性腫瘍等の外減圧を要する症例を除く全例に対して,チタンミニプレートを用いた椎弓形成術を施行し,術後の固定性と再手術時の容易さの点で良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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