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症例
頻回の出血を繰り返したと思われるMixed Vascular Malformationの1小児例
著者: 高橋俊栄1 上之原広司1 高橋昇1 鈴木晋介2 鈴木博義2 荒井啓晶1 西野晶子1 桜井芳明1
所属機関: 1国立仙台病院脳神経外科 2国立仙台病院病理 3大宮赤十字病院脳神経外科
ページ範囲:P.763 - P.768
文献購入ページに移動脳血管奇形(cerebrovascular malformation:CVM)は,組織学的に,arteriovenous malforma-tion(AVM),cavernous angioma(CA),venousangioma(venou malformation:VM)およびin-tracerebral capillar telangiectasia(ICT)の4型に分類されてきた10,15).しかし,これらの4型のいずれに分類すべきか困難であったり,同一症例で2つ以上のCVMが隣接して認められたとする報告が散見される1,2,4,5,8-14,17-20).われわれは,頻回の出血を繰り返したCVMで,組織学的にVMとICTの混在した稀な1例を経験したので報告する.
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