文献詳細
文献概要
報告記
「第19回国際脳循環代謝シンポジウム」報告記—apoptosisか,necrosisか,それだけが問題なのか
著者: 阿部康二1
所属機関: 1岡山大学医学部神経内科
ページ範囲:P.856 - P.857
文献購入ページに移動国際会議の概要
1961年より国際脳循環代謝学会の主催で2年に一度世界各国で開催されてきた国際脳循環代謝シンポジウムは,1999年で第19回目にあたり,6月13-17日の5日間にわたってデンマーク国コペンハーゲン市のベラセンター(写真1)でOlafB.Paulson教授をConference Chairmanとして開催された.
脳卒中と老年痴呆の基礎的臨床的研究者が集まり,これまでの学問研究の成果を討議し,将来的な学問の発展と治療法確立のための礎とすることを目的として開催された本国際会議は,脳血管障害による神経細胞障害や老年痴呆の基礎的および臨床的研究のための国際シンポジウムとしては世界最大で,すでに国際的評価は確立している.今回も世界35カ国から867演題が応募された.ヨーロッパで行われたためか,その内訳はヨーロッパからが40%,31%が北米,27%が日本を中心としたアジアからのものであった.最終的に839演題が採択された.
1961年より国際脳循環代謝学会の主催で2年に一度世界各国で開催されてきた国際脳循環代謝シンポジウムは,1999年で第19回目にあたり,6月13-17日の5日間にわたってデンマーク国コペンハーゲン市のベラセンター(写真1)でOlafB.Paulson教授をConference Chairmanとして開催された.
脳卒中と老年痴呆の基礎的臨床的研究者が集まり,これまでの学問研究の成果を討議し,将来的な学問の発展と治療法確立のための礎とすることを目的として開催された本国際会議は,脳血管障害による神経細胞障害や老年痴呆の基礎的および臨床的研究のための国際シンポジウムとしては世界最大で,すでに国際的評価は確立している.今回も世界35カ国から867演題が応募された.ヨーロッパで行われたためか,その内訳はヨーロッパからが40%,31%が北米,27%が日本を中心としたアジアからのものであった.最終的に839演題が採択された.
掲載誌情報