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研究
Three-dimensional CT Angiography(3D-CTA)の頭蓋底静脈描出能の検討—subtemporal approachへの利用
著者: 鈴木泰篤1 松本清1
所属機関: 1昭和大学脳神経外科 2セコメディツク病院脳神経外科
ページ範囲:P.17 - P.22
文献購入ページに移動近年脳動脈瘤の診断などを中心に頭蓋内動脈系の検索にthree-dimensional computed tomogra-phy angiography(3D-CTA)が広く用いられるようになった11-13).それに伴い同時に描出される静脈系の判読のための知識も必要となっているが,正常の静脈とそのバリエーションに関して述べた報告はほとんどない5).一方,頭蓋内の手術を行う場合,頭蓋内静脈系のバリエーションを充分理解し,各症例でその走行を正確に把握しておくことはきわめて重要である.今回われわれはinfe-rior temporal veinの検索に3D-CTAを用い,その描出能とバリエーションをdigital subtractionangiography(DSA)と比較し検討した.subtem-poral approachに関係する静脈系検索への3D-CTAの利用について考察し報告する.
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