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文献概要
症例
MRIで興味深い所見を呈したTerson症候群の1例
著者: 原口浩一1 森本繁文1 田之岡篤1 井上道夫1 高谷了2 坂本靖男2
所属機関: 1市立釧路総合病院脳神経外科 2北見脳神経外科病院
ページ範囲:P.905 - P.908
文献購入ページに移動くも膜下出血に伴う硝子体出血によって視野障害をきたす疾患が1900年Tersonにより初めて報告された17).以後,その発生機序や治療,予後等についてさまざまな報告がなされたが,診断は眼底写真によるところが大きく,CTやMRIによる評価をしたものは少ない.今回,くも膜下出血患者のMRIにてTerson症候群に特異的と思われる所見を認めたので,若干の文献的考察を加え報告する.
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