icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科28巻10号

2000年10月発行

文献概要

症例

MRIで興味深い所見を呈したTerson症候群の1例

著者: 原口浩一1 森本繁文1 田之岡篤1 井上道夫1 高谷了2 坂本靖男2

所属機関: 1市立釧路総合病院脳神経外科 2北見脳神経外科病院

ページ範囲:P.905 - P.908

文献購入ページに移動
I.はじめに
 くも膜下出血に伴う硝子体出血によって視野障害をきたす疾患が1900年Tersonにより初めて報告された17).以後,その発生機序や治療,予後等についてさまざまな報告がなされたが,診断は眼底写真によるところが大きく,CTやMRIによる評価をしたものは少ない.今回,くも膜下出血患者のMRIにてTerson症候群に特異的と思われる所見を認めたので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?