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症例
局麻下でのEndonasal Transsphenoidal Approachによる高齢者下垂体腫瘍摘出の経験
著者: 新井俊成1 岡田京子2 山口武兼3 佐久間惇4
所属機関: 1東京都立松沢病院脳神経外科 2東京都立松沢病院精神科 3東京都立豊島病院脳神経外科 4聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.991 - P.995
文献購入ページに移動下垂体手術は開頭手術から,1970年代以降は日本ではsublabial approachによるtranssphe-noidal surgeryが定着し,さらに近年ではendo-nasal approachが症例によっては積極的に選択されるようになり,本手術がより侵襲の少ないものとなってきた.今日,人口の高齢化と共に脳神経外科手術の適応者も高齢化の傾向にあり,さまざまな報告が,その結果と問題点を伝えている2,3,5,7).
今回われわれは高齢者の下垂体腫瘍に対し,局所麻酔下でのendonasal transsphenoidal ap-proachによる腫瘍摘出を経験したので報告する.
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