icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科28巻11号

2000年11月発行

文献概要

症例

尿閉を来した無菌性髄膜炎の1例

著者: 金澤隆三郎1 水谷暢秀1 山王なほ子1 志村俊郎1 寺本明2

所属機関: 1日本医科大学附属多摩永山病院脳神経外科 2日本医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1029 - P.1033

文献購入ページに移動
I.はじめに
 細菌性髄膜炎に尿閉が合併することは比較的報告されているが,無菌性(いわゆるウイルス性の)髄膜炎にそれが合併することは稀で,報告例も非常に少ない1-8).今回われわれは,ウイルス性髄膜炎に尿閉を合併し,約1カ月の経過で軽快した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?