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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科28巻12号

2000年12月発行

文献概要

症例

血管形成術後に視機能の改善を示した腕頭動脈狭窄症の1例

著者: 佐々木輝夫1 小笠原邦昭1 紺野広1 鈴木倫保1 小川彰1

所属機関: 1岩手医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1101 - P.1104

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I.はじめに
 腕頭動脈の動脈硬化性狭窄性病変は頸動脈の同病変に比して稀な病態であるが,網膜の虚血症状を来すことがあるとされている2,7,9).一方,近年の血管内手術の進歩に伴い,この部位においても血管形成術が試みられている6,13,14)
 今回われわれは,網膜循環の低下により視機能の障害を来した腕頭動脈狭窄症に対し,血管形成術を施行し,症状の改善を認めた1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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