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研究
Mid-skull Baseの病変に対するInfratemporal Fossa Approach—その有用性,手術解剖と術中の工夫
著者: 勝田俊郎1 井上亨1 久場博司1 卯田健1 益田明典2 樋口勝規3 名取良弘4
所属機関: 1国立病院九州医療センター臨床研究部・脳神経外科 2国立病院九州医療センター耳鼻喉科 3国立病院九州医療センター口腔外科 4九州大学脳神経外科 5フロリダ大学脳神経外科
ページ範囲:P.321 - P.327
文献購入ページに移動頭蓋底外科の発達により,従来到達することさえ極めて困難であったような病変に対しても手術適応が広がってきた.今回,われわれはmid-skull-baseの脊索腫の症例に対し,infratemporal fossa approach(Fischのtype C approach3,4,6,12))を使用し安全に摘出しえた.手術解剖を述べるとともにわれわれの工夫も含め本到達法の有用性を報告する.
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