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研究
脳室内血腫に対する神経内視鏡的血腫除去術および第3脳室底開窓術
著者: 安斉公雄1 上山憲司1 佐々木雄彦1 中村博彦1
所属機関: 1中村記念病院脳神経外科
ページ範囲:P.599 - P.605
文献購入ページに移動脳神経外科領域において神経内視鏡を用いた治療は,近年その適応疾患の拡大が進み,種々の報告がなされている.特に,軟性鏡はその先端のfrexibilityにより脳室内での操作性に富み,脳室内病変の治療に有用性が高い.われわれは脳室内穿破を伴う脳内出血による脳室内血腫例に対し,軟性鏡を用いて脳室内の血腫を除去し,さらに第3脳室底を開窓することで閉塞性水頭症に対処し良好な成績を得ている.今回,その手術手技ならびに治療成績に若干の文献的考察を加え報告する.
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