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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻1号

2001年01月発行

文献概要

症例

トルコ鞍内病変による視力障害にて発病した全身性B細胞悪性リンパ腫の1例

著者: 岡本宗司1 栗本昌紀1 平島豊1 林央周1 桑山直也1 遠藤俊郎1 岡田英吉2 石澤伸2

所属機関: 1富山医科薬科大学脳神経外科 2富山医科薬科大学病理

ページ範囲:P.59 - P.63

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I.はじめに
 中枢神経症状で初発した悪性リンパ腫のほとんどすべては中枢神経系原発悪性リンパ腫であり,中枢神経症状で初発する全身性non-Hodgkinリンパ腫はきわめてまれである4-6,8).われわれは,トルコ鞍内腫瘤による視力障害にて発病した全身性non-Hodgkinリンパ腫(B細胞型)と思われる1例を経験したので,診断・治療上の問題点に考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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