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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻12号

2001年12月発行

文献概要

症例

橋梗塞による若年発症閉じ込め症候群の1長期療養例

著者: 松岡士郎1

所属機関: 1新日鐵八幡記念病院脳神経外科

ページ範囲:P.1189 - P.1192

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I.はじめに
 閉じ込め症候群(locked-in syndrome:LiS)は1966年,Plumら8)によって提唱され四肢麻痺と発語不能はあるが,意識は清明で開閉眼と垂直方向の眼球運動のみにより意志疎通が可能な病態である.その予後は一般に不良と言われている1,6,9).今回典型的なLiSの若年例で,発症より3年間大きな合併症もなく経過して,自宅で有意義な療養生活を送っている症例を経験したので若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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