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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻12号

2001年12月発行

文献概要

症例

人工血管による頭蓋外頸動脈再建術—4例報告

著者: 三宅裕治1 青木淳1 梶本宜永1 黒岩敏彦1 牧本一男2

所属機関: 1大阪医科大学脳神経外科 2大阪医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1207 - P.1212

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I.はじめに
 高齢化社会の到来に伴い,動脈硬化性頸動脈狭窄や閉塞,あるいは頸動脈に浸潤する頸部悪性腫瘍の摘出などに際し,頸動脈バイパスを余儀なくされる症例が増加してきている1,2,3,6,7,8).このような場合,従来は大伏在静脈が用いられてきたが,血管径の不適合や,採取のために新たな切開を要するなど問題点も多い.今回われわれは,4例の人工血管によるバイパスの経験からその有用性を報告する.
 なお,4例全例において人工血管の長所,短所,血管外科領域での開存率等を十分説明し,予め使用の許可を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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