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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻3号

2001年03月発行

文献概要

総説

脊髄髄内腫瘍の診断と外科的治療

著者: 寳子丸稔1

所属機関: 1大津市民病院脳神経外科

ページ範囲:P.207 - P.214

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I.はじめに
 脊髄髄内腫瘍はMRIの発達により容易に診断できるようになってきているが,正確な診断は依然として困難である.的確な術前計画の為には正確な術前診断が不可欠であるが,現在のところ確実な診断がなされることは稀である.また,脊髄髄内腫瘍はmicrosurgeryの発達により摘出が可能になってきているが,神経症状を悪化させないで全摘出することは依然として困難である.本稿では,脊髄髄内腫瘍の診断の概要と外科的摘出法を可能な範囲で明らかにしてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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