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総説
脊髄髄内腫瘍の診断と外科的治療
著者: 寳子丸稔1
所属機関: 1大津市民病院脳神経外科
ページ範囲:P.207 - P.214
文献購入ページに移動I.はじめに
脊髄髄内腫瘍はMRIの発達により容易に診断できるようになってきているが,正確な診断は依然として困難である.的確な術前計画の為には正確な術前診断が不可欠であるが,現在のところ確実な診断がなされることは稀である.また,脊髄髄内腫瘍はmicrosurgeryの発達により摘出が可能になってきているが,神経症状を悪化させないで全摘出することは依然として困難である.本稿では,脊髄髄内腫瘍の診断の概要と外科的摘出法を可能な範囲で明らかにしてみたい.
脊髄髄内腫瘍はMRIの発達により容易に診断できるようになってきているが,正確な診断は依然として困難である.的確な術前計画の為には正確な術前診断が不可欠であるが,現在のところ確実な診断がなされることは稀である.また,脊髄髄内腫瘍はmicrosurgeryの発達により摘出が可能になってきているが,神経症状を悪化させないで全摘出することは依然として困難である.本稿では,脊髄髄内腫瘍の診断の概要と外科的摘出法を可能な範囲で明らかにしてみたい.
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