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研究
放射線照射を受けた小児germ cell tumor症例の進学状況
著者: 中溝玲1 稲村孝紀1 伊野波諭1 西尾俊嗣1 池﨑清信1 福井仁士1
所属機関: 1九州大学大学院医学系研究科脳神経外科
ページ範囲:P.227 - P.231
文献購入ページに移動小児悪性脳腫瘍は外科的療法,放射線療法,化学療法の進歩により長期生存例が増加してきた.放射線療法はほとんどの小児悪性脳腫瘍に欠かせない治療であるが,長期生存例において成長・高次脳機能障害,遅発性放射線壊死,放射線誘発性腫瘍などが問題となっている.放射線照射が脳高次機能に与える影響については,知能テスト等の評価法が煩雑で,時間がかかることもあり詳細には検討されていない.今回われわれは長期生存例が多いgerm cell tumorの症例において現時点での進学状況を検討した.
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