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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻5号

2001年05月発行

文献概要

症例

Germinoma症例の化学療法後に発生したB型急性肝炎の1症例

著者: 上坂十四夫1 稲村孝紀1 池崎清信1 中溝玲1 吉本幸司1 伊野波諭1 福井仁士1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院脳神経外科

ページ範囲:P.465 - P.469

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I.はじめに
 胚細胞腫をはじめとして化学療法が行われる脳腫瘍は多い2,3,6,8,10,11,12,16).しかしながら,化学療法による骨髄抑制のためB型肝炎ウイルス(HBV)をはじめとする不顕性感染症が活性化することがある4,5,13).今回われわれはB型肝炎HBs抗原陽性患者に行った化学療法によって,HBが活性化して急性肝炎へ移行した症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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