文献詳細
文献概要
症例
ナイフ刺創により頸部髄液漏およびBrown-Séquard症候群を呈した頸髄損傷の1例
著者: 鈴山堅志1 小泉徹1 鵜殿弘貴1 峯田寿裕1 一ノ瀬誠1 阿部雅光1 田渕和雄1
所属機関: 1佐賀医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.647 - P.651
文献購入ページに移動脊髄損傷は一般的に交通事故やスポーツなどによる外傷が原因となることが多い.欧米では,銃創や刺創を原因とするものも散見されるが本邦においては稀である.
今回われわれは,ナイフ刺創により頸部髄液漏およびBrown-Séquard症候群を呈した頸髄損傷の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
掲載誌情報