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症例
Intravascular lymphomatosisの1例—化学療法の治療経験
著者: 芦立久1 坪井雅弘1 林一彦2
所属機関: 1市立備前病院脳神経外科 2岡山大学第2病理学
ページ範囲:P.659 - P.665
文献購入ページに移動Intravascular lymphomatosis(血管内リンパ腫症)は全身の小血管が腫瘍細胞によって閉塞し,致死的経過を辿る極めて稀な疾患である7).今回,われわれは脳表静脈に腫瘍細胞を認め,化学療法を施行するも効果なく,発症3カ月で死亡した症例を経験したので文献的考察を含め報告する.
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