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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科29巻8号

2001年08月発行

文献概要

症例

自然破裂を来した鞍上部嚢胞性病変の1例

著者: 寺尾亨1 沢内聡1 橋本卓雄1 宮崎芳彰1 秋葉洋一1 阿部俊昭2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院脳神経外科 2東京慈恵会医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.755 - P.758

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I.はじめに
 自然破裂を起こす嚢胞性脳腫瘍例のほとんどは,上皮腫,類上皮腫,くも膜嚢胞などの先天性腫瘍であり3,12),発症部位に関しては傍下垂体部,小脳橋角部および穹窿部などが一般的である.今回われわれは保存的加療中,自然破裂を来した鞍上部嚢胞性病変の1例を経験したため,鞍上部腫瘍の自然破裂例の文献的考察を含め報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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