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研究
中大脳動脈領域広範囲梗塞に対する減圧開頭術の試み
著者: 黒木一彦1 田口治義1 隅田昌之1 湯川修1 村上太郎1 恩田純2 江口国輝3
所属機関: 1厚生連廣島総合病院脳神経外科 2北九州総合病院脳神経外科 3広島大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.831 - P.835
文献購入ページに移動中大脳動脈領域の広範囲脳梗塞は予後不良の疾患で,著しい脳浮腫により5日以内に78%が脳ヘルニアを来し2),mortalityは約80%と報告されている1-5),このように致死率の高い疾患であるにもかかわらず,その治療法に一定の見解は得られていない.最近,広範囲脳梗塞に対し減圧開頭術を行い,良好な成績が報告されている6-10).われわれも1997年より,積極的に減圧開頭術を行ってきた.今回その有用性を検討した.
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