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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科3巻12号

1975年12月発行

文献概要

症例

頸静脈孔神経鞘腫の1例

著者: 石山隆三1 坂井春男1 岡崎亘裕1 篠沢貞夫1 中村紀夫1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1015 - P.1021

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Ⅰ.緒言
 脳神経から発生する頭蓋内神経鞘腫は,殆んどが,聴神経originのもので,その他は,三叉神経が注目されており,残りは例外的に腫瘍を発生させるにすぎず,又あっても殆んどが,von Recklinghausen病の一部としてみられるにすぎないと言われている22),我々は,舌咽神経又は,迷走神経より発生したと考えられる頸静脈孔神経鞘腫の1例を経験したので報告する,尚,この症例では,現在のところ,von Recklinghausen病は認められていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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