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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科3巻4号

1975年04月発行

文献概要

症例

一側内頸動脈—海綿静脈洞瘻を伴った両側内頸動脈海綿静脈洞部巨大動脈瘤

著者: 柴田尚武1 森和夫1

所属機関: 1長崎大学脳神経外科

ページ範囲:P.347 - P.352

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Ⅰ.緒言
 海綿静脈洞部の特発性両側性動脈瘤の報告はきわめて少なく,Wilson & Myers17)(1963)は自験1例を加えて計12例を報告し,牧ら8)(1970)はさらに文献上集収しえた5例と自験1例を加えて計18例を報告している.
 著者らはWilson & Myersの12例以外に文献上9例を加え計21例を集収しえたが,うち両側の巨大動脈瘤(血管撮影上直径2.5cm以上)は8例であり,さらにこの中で一側の特発性内頸動脈海綿静脈洞瘻を伴ったものはわずかに3例のみである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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