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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科3巻7号

1975年07月発行

文献概要

研究

実験的脳動脈攣縮に対するPhenoxybenzamineの効果

著者: 半田譲二1 小山素麿1 米田俊一1 松田昌之1 半田肇1

所属機関: 1京都大学脳神経外科

ページ範囲:P.577 - P.584

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Ⅰ.はじめに
 脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血に際して,脳動脈攣縮とそれによりもたらされる脳虚血,脳浮腫が患者の症状を悪化せしめ,予後を決定する重要な因子となることは周知の事実である,この脳動脈攣縮の成因,および治療法については多数の研究があるが,いまだにほとんど解明されていないといってよい.
 われわれも従来主としてネコの脳底動脈の実験的攣縮をモデルとして2,3の実験を行なってきたが,今回は新鮮自家血およびprostaglandins(PGs)の接触による実験的脳動脈攣縮に対するphenoxybenzamine(PBZ)の効果について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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