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研究
内頸動脈瘤に対するThree-dimensional computed tomographic angiographyの多方向再構成画像の有用性
著者: 西尾明正1 原充弘1 中村一仁1 山内滋1 土田和幸1 井上佑一2 大黒谷日出男2
所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科脳神経外科 2大阪市立大学大学院医学研究科放射線科
ページ範囲:P.293 - P.299
文献購入ページに移動Guglielmi detachable coil(GDC)の導入以後2,3),脳動脈瘤に対する治療として,血管内手術による塞栓術が徐々に増加してきている.しかし,その適応を決定するにあたり,動脈瘤の形状,局在および動脈瘤頸部の大きさを十分に知ることが以前にも増して重要となってきている.今回われわれは内頸動脈瘤に対し,three-dimensional computedtomographic angiography(3D-CTA)のデータを基に多方向再構成(MPR)画像を作製し,その有用性について,3D-CTA, maggetic resonance angio-graphy(MRA),digital subtraction angiography(DSA)と比較検討した.
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