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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科30巻4号

2002年04月発行

文献概要

集中連載 21世紀の脳神経外科

脳卒中の外科の現状と未来

著者: 小川彰12

所属機関: 1岩手医科大学脳神経外科 2第31回日本脳卒中の外科学会

ページ範囲:P.359 - P.364

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Ⅰ.はじめに
 脳卒中の外科の開拓の歴史は近代脳神経外科の創設に重なり20世紀初頭から始まった.以来,各種診断治療機器の進歩発展に支えられ,現代に花開いたと言える.その意味で20世紀前半は脳卒中の外科の創設期であった.20世紀後半は脳卒中救急医療の確立や病態解明,そして治療法の確立を始めとする脳卒中の外科の成熟期と言える.本稿では脳卒中の外科が治療の歴史を振り返り,現在の脳卒中の外科が抱える問題点と21世紀の近未来への展望について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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