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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科30巻4号

2002年04月発行

文献概要

研究

くも膜下出血後の血液凝固線溶系の検討

著者: 草彅博昭14 寺本明2 志村俊郎3

所属機関: 1博慈会記念総合病院脳神経外科 2日本医科大学脳神経外科 3日本医科大学附属多摩永山病院脳神経外科 4日本医科大学付属第二病院脳神経外科

ページ範囲:P.399 - P.403

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Ⅰ.はじめに
 くも膜下出血後,特にその重症例において血液凝固線溶系が亢進することはよく知られている3-5,7-9,12,14,18-20).しかしこれまでは,凝固線溶系のうち代表的な項目のみを調べた報告がほとんどであった.そこで今回われわれは脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の患者を重症例と軽症例に分け,凝固線溶系について詳細に測定を行い,その傾向について検討を行ったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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