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症例
頭頸部散弾銃創の1例
著者: 近貴志12 秋山克彦1 相場豊隆1
所属機関: 1新潟県立新発田病院脳神経外科 2新潟大学脳神経外科
ページ範囲:P.517 - P.521
文献購入ページに移動わが国では銃による外傷は稀であり,銃弾残存後の自然経過についての報告は見当たらない.
今回われわれは,散弾銃の暴発により頭頸部に多数の鉛の銃弾が撃ち込まれた患者に対し,可及的に銃弾を摘出し,受傷当日よりキレート剤を用いて鉛中毒の防止に努めた1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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