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研究
特発性頸動脈海綿静脈洞瘻に対するガンマナイフ治療
著者: 森木章人1 小野雄弘1 森惟明1 三宅博久1 西村裕之1 福井直樹1 細田英樹1 目代俊彦2 内田泰史2 吉田守3 平井達夫3
所属機関: 1もみのき病院高知ガンマナイフセンター脳神経外科 2内田脳神経外科脳神経外科 3藤枝平成記念病院脳神経外科
ページ範囲:P.945 - P.951
文献購入ページに移動特発性頸動脈海綿静脈洞瘻(carotid-cavernous sinus fistula,以下CCF)に対する治療は,近年の血管内治療の進歩により,飛躍的な発展がみられるようになった.しかしながら,すべての症例に経静脈的塞栓術をはじめとする血管内治療が可能というわけではなく,少ないながらも,手技的にカテーテル操作が困難な症例が存在すること,また塞栓術を行うことによって,血行動態の変化が起こり,かえって症状の急速な進行を来す症例もみられる.これらの症例に対して,なんらかの治療手段が望まれる.
今回,われわれは8例の特発性CCFに対してガンマナイフ治療を行い,その治療効果について検討を行ったので報告する.
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